【ソウル聯合ニュース】韓国放送通信委員会の国立電波研究院は31日、東京で24~28日に開かれた韓日衛星網調整会議を受け、韓国の通信衛星ムグンファ3号の放送、通信サービスを日本に向け拡大していくと明らかにした。
 国立電波研究院は会議で、両国の衛星を安定的に運営するため、周波数の干渉問題などの解決策を協議した。
 ムグンファ3号は近接する日本の衛星との干渉問題が解決したことで、韓国に衛星放送や通信サービスを安定的に提供できるだけでなく、日本にも韓国の放送・通信サービスを直接提供することが可能になった。
 また、来年初めに打ち上げ予定の多目的実用衛星アリラン3号が日本の衛星と電波干渉を引き起こす可能性を事前に解決し、安定的な運営基盤を確保した。
 会議には国立電波研究院をはじめ、合同参謀本部、韓国電子通信研究院(ETRI)、韓国航空宇宙研究院、KT、SKテレコムなどが出席した。

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