デイリーNKによると、咸鏡北道・清津の消息筋が27日の電話取材で、「正恩氏は昨年9月に朝鮮労働党代表者会で後継者として公式に登場する直前、清津出身の20代の女性と結婚したといううわさが北朝鮮の党や軍幹部の間で広まっている」と伝えた。
この女性は正恩氏より2歳年下で、金日成総合大学を卒業後、同大学の博士課程に在籍。父親は清津市の大学教師で、母親は清津市にある第一人民病院の産婦人科長だという。
ただ、平壌の別の消息筋が9月初めにデイリーNKに伝えたところによると、張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長が正恩氏に金日成総合大学出身の女性を紹介し、2年間の交際を経て、昨年結婚式を行ったという。デイリーNKは、「清津の消息筋が伝えた内容と違いがある」と説明する。
デイリーNKは、「うわさの真偽を裏付ける具体的な証拠はまだない」と伝えた。情報当局関係者も正恩氏の結婚に関連する情報はまだ確認されていないと話しているという。
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