【ソウル聯合ニュース】エネルギー企業のSKイノベーションは28日、7~9月期の営業利益が国際財務報告基準(IFRS)で前年同期比118.2%増の8619億ウォン(約591億円)を記録したと明らかにした。
 売上高は前年同期比27.4%増の17兆2096億ウォン、当期純利益は同538.1%増の1兆8161億ウォンだった。
 今年4~6月期と比べると売上高は同水準だったが、営業利益は91.0%、当期純利益は511.0%増加した。
 当期純利益は四半期としては過去最高を記録したが、同社はブラジルの石油鉱区売却代金の1兆5000億ウォンが営業外利益として加算されたためと説明した。
 子会社別では、SKエナジーの売上高が四半期としては過去最高の12兆5896億ウォンだった。ただ、営業利益は2539億ウォンで、営業利益率は2.0%にとどまった。
 SK総合化学は営業利益が3098億ウォン、SKルブリカンツは1兆985億ウォンで、それぞれ四半期ベースで過去最高を記録した。
 関係者は、「国際原油価格の下落で原材料のナフサ価格が低下し、欧米など主要市場の潤滑基油の需要増加が続いたため、好調な実績をあげている」と分析した。

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