【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫、キム・ハンソルさんは、米国の国際公共放送(PRI)とのインタビューで、「金総書記の孫であるという事実は負担」と明かした。PRIが27日、ホームページで報じた。
 ボスニアのインターナショナルスクールで留学生活を送るハンソルさんはインタビューで、「金総書記の孫になったのは自分の選択ではない。私が望むのは勉強して自分の人生を生きること」と述べた。
 ハンソルさんは聯合ニュースが18日に行った取材に対しても、「私は16歳。普通の10代に過ぎない」として、自身を特別視するメディアに不満を表していた。
 また、ハンソルさんはPRIとのインタビューの中で、「民主主義と共産主義にはどちらにも長所と短所がある」と話した。2歳以降は、毎年夏に北朝鮮を訪問する以外、ずっとマカオに住んでいたことも明らかにした。
 金総書記の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏の息子であるハンソルさんは、今月中旬からボスニアにある「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」分校「UWCiM」で個人警護をつけずに留学生活を送っている。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0