高い技能を見せた競技者=ソウル(聯合ニュース)
高い技能を見せた競技者=ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】障害者が職業技能を競う大会「2011ソウル 国際アビリンピック」は27日、さまざまな種目で競技がスタート。「熱戦」が繰り広げられた。
 ソウル・良才洞のaTセンター会場では補助機器製作、製パン、料理、花卉(かき)装飾など16種目の機能競技が行われた。
 今大会から正式競技になった料理では8カ国・地域から10人が出場。韓国からは聴覚障害1級と肢体障害3級の選手が出場し、クリームスープや豚肉料理など2人分の料理をつくった。韓国が得意とする花卉装飾では14カ国・地域の20人が技を競った。
 aTセンターの2階展示場では、障害者用特殊車両の展示や韓国の伝統舞踊公演など、さまざまな催しが開かれた。
 3階の会議室では23カ国・地域の代表らが障害者の支援などについて話し合うフォーラムが開かれた。フォーラムでは障害者の職業技能を積極的に進めていくことを骨子とする「ソウル宣言」の普及方法なども議論した。
 同大会は「世界を目指す限りない挑戦」をテーマに、30日までオリンピック公園のオリンピックホールとaTセンターで開かれる。57カ国・地域から447人の選手が参加する。

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