【ソウル聯合ニュース】韓日経済人会議が28日、ソウルのホテルで2日間の日程で開幕した。
 今年で43回目を迎えた韓日経済人会議は、民間経済人の集まりとしては最大規模の会議で、両国持ち回りで開催されている。
 韓国からは知識経済部の崔重卿(チェ・ジュンギョン)長官、韓日経済協会の趙錫来(チョ・ソクレ)会長らが出席。日本からは日韓経済協会の佐々木幹夫会長、東レの飯島英胤特別顧問、太平洋セメントの鮫島章男相談役らが参加した。
 趙会長は開会のあいさつで、両国間の経済協力をさらに強固にするためには、両国間でヒト、モノ、カネが自由に移動できるようにしなければならないと述べ、「経済統合を推進し、両国が一つの経済圏としてまとまることが望ましい」と強調した。
 佐々木会長も、「両国が一つの経済圏を形成し、ひいては東アジア経済の一体化を進めることが重要だ」と述べ、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)交渉の早期再開を両国政府に要求した。

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