韓国系初のフランス上院議員誕生、プラセ氏

【パリ聯合ニュース】韓国系初のフランス上院議員が誕生した。イル・ド・フランス地域圏議会の議員で緑の党の事務副総長を務めるジャン・ヴァンサン・プラセ氏（43）が25日に実施されたフランス上院選で当選した。
　プラセ氏は1975年、7歳のときに韓国からフランスに養子に出された。大学では経済学を専攻し、2001年に緑の党に入党した。
　プラセ氏は韓国特派員団とのインタビューで「緑の党をはじめ左派陣営が大きく善戦し、非常にうれしい。来年の大統領選挙では左派陣営が執権できるよう努力する」と、当選の感想と抱負を述べた。