南北の6カ国協議首席代表による会談は、2008年12月に中国・北京で6カ国協議が開催されて以来、2年7か月ぶりとなる。6カ国協議の開催期間以外に南北非核化協議が開かれたのは初めて。北朝鮮側は会談に先立ち、李外務次官が6カ国協議首席代表に正式に任命されたことを韓国側に知らせた。
会談終了直後、李外務次官は記者らに対し「6カ国協議を一日もはやく再開するために努力することで合意した」と明らかにした。
魏本部長も「非核化交渉の過程を再開するため南北が努力することにした。この過程を持続させ、6カ国協議再開に向けた環境が整うよう努めることにした」と述べた。
南北首席代表の会談が実現したため、南北対話から米朝協議を経て6カ国協議を再開する「3段階案」のプロセスにも弾みがつきそうだ。
また、南北は金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官と北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相の非公式会談を23日に開催することについても協議中だ。
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