【ソウル聯合ニュース】雇用市場で女性の就業率が拡大している。雇用市場全体では依然として男性の就業率が女性より高いが、20代では数年前から女性の就業率が男性を上回っている。
 統計庁が20日に発表した資料によると、4~6月期の20代女性の就業率は同年代男性の就業率58.5%より高い59.2%で、1~3月期に続き、男性を上回った。
 全年齢での女性就業率は49.2%にとどまり、男性(71.7%)を大幅に下回っているが、20代では女性の比率が男性より高くなっている。
 就業率で20代女性が男性を初めて超えたのは2008年1~3月期。2009年1~3月期と2010年4~6月期、同年7~9月期も男性の雇用率を上回っている。1980年までも20代男性の就業率は80%台に迫り、20代女性の就業率は40%にすぎなかった。
 就業者数では、2001年10~12月期に20代女性の就業者数が222万9000人と、同年代男性の221万9000人を超えて以来、その差が広がっている。2011年4~6月期の20代女性の就業者数は193万9000人で、同年代男性の174万2000人より19万7000人多かった。 
 就業者数全体では男性が1425万8000人、女性は1031万4000人となっている。

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