【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が15日に発表した2011年上半期(1~6月)の輸出額は前年同期比24.2%増の2748億ドル(約21兆7587億円)、輸入額は同26.6%増の2581億ドルとなった。
 貿易収支は167億ドルの黒字で、前年同期比8億ドル減少した。輸出額と輸入額を合わせた貿易額は5329億ドルとなり、過去最高を更新した。関税庁は年末まで黒字基調が続き、2011年の貿易額は1兆1000億ドルに上ると見込んでいる。
 輸出では石油製品(前年同期比71.7%増)、船舶(30.9%増)、鉄鋼(30.7%増)、乗用車(30.0%増)、機械類(29.8%増)、輸入では鉱物(55.1%増)、原油(47.4%増)、衣類(37.9%増)、非鉄金属(36.6%増)の伸び率が高かった。
 国別では中国への輸出額が644億ドルで最も多く、米国(279億ドル)、日本(190億ドル)と続いた。輸入額は中国(431億ドル)、日本(342億ドル)、米国(222億ドル)の順だった。対日貿易額は152億ドルの赤字となった。
 一方、6月の輸出額は478億ドル、輸入額は449億ドルで、28億ドルの黒字だった。昨年2月以降、17か月連続で黒字を維持している。石油製品、鉄鋼、乗用車などが輸出をけん引した。輸入は原油、ガスなどエネルギー資源の増加幅が大きかった。

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