【ソウル聯合ニュース】文化体育観光部は14日、鄭炳国(チョン・ビョングク)長官と観光業界関係者が15、16の両日に訪日し、東京と東日本大震災の被害を受けた宮城県仙台市を訪れることを明らかにした。
 今回の訪日は5月に韓国・江原道の平昌で開催された韓日中観光相会合で合意された「観光へのリスクに対する共同対応体系の構築」の追加措置として実現した。震災で苦しむ日本を支援するとともに、韓国に正確な情報を発信することで観光回復を狙うのが目的。
 初日は東京で国土交通省や観光業界関係者を招待し、両国の交流拡大に向けた会合を開く。16日は仙台市を訪れ、被災者を励ます予定だ。また、東北地域の早期復旧を応援しようと、フジテレビ主催で行われるイベント「お台場合衆国」の開幕式にも出席する。仙台市訪問と「お台場合衆国」の開幕式には溝畑宏観光庁長官が同行するという。
 文化体育観光部関係者は今回の訪日について、「昨年、韓日の人の往来が初めて500万人を超えたのを踏まえ、1000万人突破に向けたパートナーシップを強化する契機になるだろう」と話した。

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