OCA総会に出席した朴容ソン(パク・ヨンソン)大韓体育会会長=14日、東京(聯合ニュース)
OCA総会に出席した朴容ソン(パク・ヨンソン)大韓体育会会長=14日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】韓国スポーツ界のトップ、朴容ソン(パク・ヨンソン)大韓体育会会長は14日、東京都内で開かれたアジア・オリンピック評議会(OCA)総会の会場で記者団に対し、韓国・平昌での開催が決まった2018年冬季五輪をめぐり一部で北朝鮮との共同開催案が浮上していることについて、「現行のオリンピック憲章をみると、(共同開催は)できない。話にならない」と述べた。
 朴会長は「われわれは国際オリンピック委員会(IOC)の憲章を順守することを約束し、冬季五輪の開催権を獲得した」と説明。「IOC憲章を破ることはできない」と強調した。朴会長によると、IOC憲章上、五輪の分散開催は不可能だという。
 冬季五輪の共同開催を通じ、南北の緊張緩和を期待する意見については、「スポーツはスポーツだ。政治とスポーツを結びつけることはできない」と述べた。その上で、OCA総会中に北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員ら北朝鮮関係者と接触する計画はないと言い切った。

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