「林香院」で開かれた韓日合同の東日本大震災物故者慰霊法要=(聯合ニュース)
「林香院」で開かれた韓日合同の東日本大震災物故者慰霊法要=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】3月に日本で発生した東日本大震災の被災地、宮城県仙台市にある寺院「林香院」で8日、韓国最大の仏教宗派、大韓仏教曹渓宗と日本の曹洞宗による合同の東日本大震災物故者慰霊法要が執り行われた。曹渓宗が10日、明らかにした。
 法要には100人を超える双方の僧侶と曹洞宗の関係者らが参列した。曹渓宗の慈乗(ジャスン)総務院長は追慕の辞で「東日本大震災により多くの犠牲者が出たことは非常に残念だ。犠牲者の極楽往生を願う」と述べた。
 法要に先立ち、慈乗総務院長をはじめ曹渓宗代表団は仙台市にある朝鮮学校、東北朝鮮初中級学校を訪れ、支援金1000万円を寄付し、全校生に運動靴と運動服を贈った。このほか、同市の昌林寺、名取市閖上地区にも足を運び、現地住民を励ました。前日の7日には、曹洞宗の大本山總持寺を訪問し、懇談会を行い、韓日の仏教界の交流策について意見を交換した。
 また、同代表団は日本の公益社団法人シャンティ国際ボランティア会に救援基金2000万円を寄託した。

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