F1韓国GPは昨年初めて開催された。大会組織委員会は、「昨年は大韓民国モータースポーツの新紀元を開いた。ことしは問題点を補完し、一層完璧な大会にする」と自信感を示した。昨年の大会では12万枚のチケットを販売したといい、通常、初開催地のチケット販売率は50%を下回る程度で、12万枚は驚異的な数値だと自評した。
ことしは昨年の大会運営で明らかになった問題点を補完した。第一の成果として、交通インフラの大々的拡充が挙げられた。宿泊施設が集まる木浦からサーキットまでのアクセスルートを増やしたほか、コレール(韓国鉄道公社)と協議し、F1観覧客専用KTX(韓国高速鉄道)やシャトルバスを運営することも決めた。
宿泊施設に関しては、大会期間中に需要が予想される客室数(3万2000室余り)を大きく超える約4万2000室を確保。訪問客から不便の声が出た宿泊問題の緩和対策を講じた。単純に数を増やすだけでなく、レベルの高いサービスを提供する。
あわせて、大会のスムーズな進行に向け、支援要員約2700人を含む4000人の大会運営専門人材を集め、教育を実施している。
サーキット便宜施設やコース内排水施設など不備が指摘された部分については、開幕前までに完璧に補完し、ことしの大会成功に備える。
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