【アディスアベバ聯合ニュース】アフリカ3カ国を歴訪中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日、最後の訪問国エチオピアに到着、メレス首相と首脳会談した。両首脳は会談で、両国間の開発・資源協力などについて協議した。 
 李大統領はエチオピアが朝鮮戦争に参戦したことに謝意を表明した。韓国は伝統的友好関係を超え、エチオピアとの同伴成長に向け「開発協力パートナー」として積極的な役割を果たしていくとの考えを示した。
 両首脳は、エチオピアが重点的に推進している5カ年経済開発計画の成功に向け、韓国の開発の経験を共有し、グリーン成長分野や農業分野でも協力を拡大することにした。
 このほか、資源開発と科学技術分野での協力や貿易・投資拡大を通じ両国の経済全般にわたる実質的な協力を強化することで合意した。
 李大統領はアフリカ地域の平和と安定におけるエチオピアの役割を評価した。メレス首相は北朝鮮核問題の解決など朝鮮半島情勢の安定に向けた韓国政府の努力に支持を表明した。
 首脳会談終了後、両国政府は、科学技術協力協定、無償援助基本協定、対外経済協力基金(EDCF)基本協定および協力合意書、レアメタル(希少金属)探査および開発協力了解覚書(MOU)に署名した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0