【ソウル聯合ニュース】世界原子力発電事業者協会(WANO)の理事会が11~13日にソウル市内のホテルで開催される。韓国水力原子力が8日、明らかにした。
 WANO東京センターの理事長を務める水力原子力の金鍾信(キム・ジョンシン)社長をはじめ、日本原子力技術協会の藤江孝夫理事長ら原子力産業界の代表らが出席する。そのほか、米国、フランス、中国、ロシアなど世界12カ国から原発会社の経営陣や関係らも参加する。
 理事会では日本の福島第1原発事故を受け、原発の安全向上案を協議し、主要懸案を審議・議決する。また同期間中にはWANO特別委員会も開かれる。 
 WANOは旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後に、原発の安全と信頼を高めるため1989年に設立された。米国、フランス、ロシア、日本の4各国に地域センターがあり、世界32カ国・地域の97社がそれぞれの地域センターに加盟している。

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