支持を訴える李大統領=6日、ダーバン(聯合ニュース)
支持を訴える李大統領=6日、ダーバン(聯合ニュース)
【ダーバン聯合ニュース】2018年冬季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が6日、南アフリカ共和国のダーバンで開かれ、平昌(韓国)、ミュンヘン(ドイツ)、アヌシー(フランス)の3候補都市が招致プレゼンテーションを行った。
 平昌は3番目にプレゼンテーションを行い、同国を訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領が「冬季五輪の平昌招致は過去10年間、韓国政府の最優先課題だった。招致活動の過程で韓国が行ったすべての約束を必ず守る」と述べ、支持を訴えた。
 李大統領は、これまで熱心に準備を整えてきたとし、「IOCと五輪が韓国に残した遺産に対し誰よりも深く感謝している。大韓民国は五輪を通じ得たものを世界と分かち合うことを望んでいる」と語った。
 また、韓国人は誠実さと友情、公正な競争を重視するが、これは五輪精神の高い価値でもあり、われわれが提示したビジョン「新たな地平」は五輪精神を反映していると強調した。
 プレゼンテーションには李大統領のほか、2018年平昌冬季五輪誘致委員会のナ・スンヨン報道官と趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長、金振ソン(キム・ジンソン)招致特命大使、フィギュアスケート女子の金妍児(キム・ヨナ)、文大成(ムン・デソン)IOC委員、大韓体育会の朴容ソン(パク・ヨンソン)会長、韓国系米国人で、モーグルスキーヤーのトビー・ドーソンが登壇し、平昌をアピールした。

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