【ソウル聯合ニュース】虐待を受ける高齢者が増加している。ソウル市が4日に公表した資料によると、昨年に同市の高齢者保護専門機関に寄せられた高齢者虐待の相談件数は427件で、前年より24.5%増、2008年より50.4%増加した。
 加害者は大半(91.1%)が配偶者、息子、嫁など親族だった。とりわけ、親族加害者では息子による虐待(53.7%)が半数を超えた。次いで娘(17.3%)、配偶者(13.7%)、嫁(10.3%)などの順だった。
 年齢別では70代が40.8%(174人)で最も多く、80代が33.7%(144人)、60代が16.8%(72人)、90代が7.7%(33人)、50代0.4%(2人)と続いた。性別では女性が69.3%で男性を大幅に上回った。

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