【ソウル聯合ニュース】外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は30日の会見で、北朝鮮が南北当局間の対話を拒否していること対し、「政府はあきらめず引き続き対話に向け北朝鮮を説得していくとの立場」だと明らかにした。ボールは北朝鮮側にあるとし、「北朝鮮が対話に応じることを期待する」と述べた。
 南北による非核化対話から米朝協議を経て6カ国協議を再開する「3段階案」に関しては、南北対話優先の原則を今も維持していると強調した。米朝協議を先にということはまだ考えていないとした。南北対話優先の原則は韓国政府だけでなく6カ国協議当事国も共感しており、まずは現在の政策で北朝鮮を説得すると述べた。
 来月23日にインドネシア・バリで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議で北朝鮮と接触する可能性については、朴宜春(パク・ウィチュン)外相から会おうと提案があれば会わない理由はないと述べた。どのようなルートを通じてであれ、どちらからの提案であれ、いつでも会う用意はできていると強調した。

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