【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は29日に金剛山観光地区内の韓国所有資産整理問題をめぐる南北の協議が不発に終わったことにつて、責任を韓国側に転嫁した。
 北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が運営するサイト「わが民族同士」は同日、「せっかくの接触が霧散した。南側代表団の突撃隊として出てきた統一部の事務官とやらが日程通知をめぐり最初から文句をつけ接触の前途を人為的に難関なものにした」と主張した。統一部が北朝鮮の誠意ある努力を邪魔し続け、結局、接触そのものを白紙化したと批判した。
 今回の接触の目的は、昨年4月に取った韓国企業の資産の凍結、没収を解除し、その財産権を保護することだったと主張。そのうえで、統一部が南北対話の破たんの張本人であり、こうした逆賊のやからを放っておいては、南北間のいかなる対話や接触も実現できないことを、改めて確信したと述べた。

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