ロシアのメドベージェフ大統領(左)と北朝鮮の金総書記=(聯合ニュース)
ロシアのメドベージェフ大統領(左)と北朝鮮の金総書記=(聯合ニュース)
【モスクワ聯合ニュース】早ければ30日にも行われるとされていた北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記とロシアのメドベージェフ大統領との首脳会談が中止になったことが伝えられた。韓国とロシアの政府消息筋が28日、明らかにした。
 韓国政府の情報筋は「極東地方のウラジオストクで予定されていた首脳会談は中止になった。今のところ、中止の理由は分からない」と述べた。別の韓国の消息筋も「首脳会談の計画は白紙になった」と話している。
 モスクワ在住の対北朝鮮消息筋は、首脳会談の調整の最終段階で議題や成果が合意に至らず、北朝鮮側が急に会談を取り止めたのではないかとの見方を示している。
 またロシア政府の消息筋も、首脳会談が中止になったことを明らかにした上で、「北朝鮮が今後どういう行動を取るか不明だが、会談が開かれない確率は80%以上だ」と述べた。
 ロシアのノーボスチ通信は28日(現地時間)、メドベージェフ大統領が金総書記と会談する予定はないという大統領広報室長のコメントを引用し、報じている。

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