ワークショップの模様=31日、平昌(聯合ニュース)
ワークショップの模様=31日、平昌(聯合ニュース)
【平昌31聯合ニュース】八百長疑惑で揺れる韓国プロサッカー連盟が31日、江原道・平昌で再発防止策の一環としてKリーグワークショップを開催した。
 連盟はワークショップで八百長疑惑が浮上すれば、口座や通話の内訳など個人情報を自ら提供するとの内容の覚書を16球団全体の選手から受け取ることにした。
 昨年末にも八百長に関与すれば、罰金5000万ウォンと永久除名される可能性があるとの覚書を選手から受け取るなど、連盟はそれなりに努力してきた。
 しかし、今回八百長疑惑に関する具体的なうわさが出回る中、連盟は事実上、何もできずにいた。連盟レベルの調査で証拠を集めることは難しく、疑惑を追及する根拠がなかったためだ。
 そのため、今回に「個人情報の提供同意書」を受け取ることにしたのだ。連盟が個人情報を閲覧する場合、人権侵害などの可能性があるだけに、選手が自発的に個人情報を提供する方式を選んだ。
 だが、こうした方法に実効性があるかは未知数だ。他人名義の口座や携帯電話などを使用したり、現金で取引すれば、これらの個人情報だけで疑惑を裏付けることは難しいためだ。
 連盟関係者は、「そうした問題は承知しているが、連盟レベルで選手らを最大限調査できる権限を確保するレベル」と説明した。
 2日間行われるワークショップには、16球団の選手、コーチ陣、事務局役員など1000人余りが出席した。八百長の具体的な事例や関連法、刑事処罰内容などが詳しく紹介された。

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