【ソウル30日聯合ニュース】北朝鮮と中国が最近、黄海・西朝鮮湾の油田共同開発に合意したとの主張が出された。
 ソウルで開かれた南北経済協力活性化案をテーマにした討論会で、北朝鮮と委託加工貿易を行っている企業の会長が述べた。
 また、中国は北朝鮮の鉱物資源投資開発と採掘権を確保していると指摘。咸鏡北道・茂山の鉄鋼産地では年間350万トンが生産され、120万トンを中国に輸出しており、昨年は中国が9400億ウォン(702億円)相当を手にしていると述べた。
 同企業会長は、北朝鮮の対中国経済依存が深まれば、北朝鮮は中国の賃加工基地になると指摘している。
 一方、このほど接触した北朝鮮関係者は「核の小型化に成功し、(ミサイルで)米本土まで飛ばせるようになった。これから核開発はせず、軽工業に専念する」と話したと、同企業会長は伝えた。

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