【ソウル30日聯合ニュース】韓国の国会倫理特別委員会は30日、女子大生にセクハラ発言をし波紋を呼んだ康容碩(カン・ヨンソク)議員に対する議員職除名案を可決し、本会議に提出した。
 除名案は本会議で在籍議員の3分の2以上が賛成すれば承認される。本会議で可決されれば、過去初めて「倫理」問題で議員職を失うケースとなる。早ければ、来月1日に開会する臨時国会で処理する見通しだ。
 康議員は昨年7月、討論会に出席した女子大学生らに対し、「アナウンサーはすべてを与えねばならないが、できるか」「大統領もかわいい女子学生に関心を持っている」などと発言したとされる。
 この問題で同議員は昨年9月、倫理に反する発言をしたとして与党ハンナラ党を除名された。また、侮辱と虚偽告訴の罪で起訴され、今月25日に懲役6月、執行猶予1年の有罪判決が言い渡された。刑が確定しても議員職も失うことになる。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0