慶尚南道金海市で行われた盧武鉉前大統領の追悼式=23日、金海(聯合ニュース)
慶尚南道金海市で行われた盧武鉉前大統領の追悼式=23日、金海(聯合ニュース)
【金海23日聯合ニュース】盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の死からちょうど2年となった23日、故人の故郷、慶尚南道金海市のポンハ集落の墓前で追悼式がしめやかに執り行われた。
 式には権良淑(クォン・ヤンスク)夫人、長男の盧建昊(ノ・ゴンホ)氏ら遺族をはじめ、元青瓦台秘書室長の文在寅(ムン・ジェイン)盧武鉉財団理事長ら、盧武鉉政権関係者、親盧武鉉派の政界関係者が多数出席した。また、民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表をはじめ各政党代表、前職国会議員、ハンナラ党から金海が地元の議員ら、政府からは金徳竜(キム・ドクリョン)大統領室国民統合特別補佐官が顔をそろえた。
 追悼の言葉は、姜万吉(カン・マンギル)元大統領直属親日反民族行為真相糾明委員長が読み上げた。盧武鉉政権は南北対決の20世紀の民族史を清算し、平和統一の21世紀を開く、時代的責務を忠実に尽くした政府だったと称賛し、盧大統領の高貴な志と輝かしい業績は、私たちの歴史の上に永遠に記録されるだろうと述べた。
 遺族を代表しあいさつに立った盧建昊氏は、「父も天からたくさんの人たちが追慕の気持ちを表現しているのを見て、満足に思っていることでしょう」と、感謝の言葉を述べた。
 一方、この日は全国各地でさまざまな盧前大統領追悼式が開かれている。また前日の22日には、釜山大学で大規模追悼行事が行われたほか、ポンハ集落で盧前大統領の胸像の除幕式が行われた。

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