【ソウル29日聯合ニュース】米人権団体「北朝鮮自由連合(NKFC)」のスザンヌ・ショルティ代表は29日、「韓国が金正日(キム・ジョンイル)政権の顔色をうかがい、いまだ北朝鮮人権法が(国会を)通過できずにいるのは国家的な恥」と指摘した。
 ソウルのプレスセンターで行われたフォーラム「世界が見る朝鮮半島の統一」で述べたもの。北朝鮮の核問題に集中するあまり、最も重要な北朝鮮人権問題を見逃していると主張した。
 また、北朝鮮に人権があったなら、住民らが苦痛の根源が金正日政権にあることに気づき、核問題は発生しなかったはずだとし、人権問題の重要性を強調した。

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