同会談は日程調整の問題で見送られるとみられたが、武代表の帰国直前に急きょ実現した。同日午前、青瓦台(大統領府)で朝鮮半島の情勢や北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の再開について意見交換をしたという。
千首席と武代表は当初、27日に会う予定だったがキャンセルになった。外交筋では2人が、昨年12月に内部告発サイト「ウィキリークス」による武代表に関する文書が公開されて以降、2人の関係が悪化したためとの見方が出ていた。
問題の文書には、千首席が外交通商部第2次官だった当時、スティーブンス駐韓米国大使に「(武代表は)中国で一番能無しで傲慢な官吏。北朝鮮と非核化について何も知らない」と非難したと書かれていた。
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