李大統領は、イラクの経済開発に向け、韓国の経験と技術を共有するとの意向を伝えた。また、最近活発になっている韓国企業のイラク進出に触れ、イラクでの韓国企業の活動環境の改善と支援を要請した。
マリキ首相は、石油、ガス、電力、農業、住宅、交通など多様な分野での復興事業に韓国政府と企業が積極的に参加するよう求めた。
両首脳は、両国が相互補完的な経済構造を持っているため、マリキ首相の来韓を機に締結される経済・エネルギー協力促進協定が、両国間の貿易・投資拡大につながる実質的な協力強化の土台になるとの認識で一致した。
李大統領は「両国間のエネルギー協力が、産業・インフラ分野での協力に拡大する転機となる可能性がある」とし、イラクの油田開発により多くの韓国企業が参加できりるよう支援を要請した。
このほか、イラクの優秀な学生の韓国留学をはじめとする教育分野での協力や国際舞台での協力もさらに強化することで合意した。
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