【ソウル11日聯合ニュース】日本の福島第1原子力発電所事故の影響が、韓国沿岸の海水と海洋生物には及んでいないとの分析が出された。
 韓国原子力安全技術院は11日、3月27~31日に東・西・南海岸で採取した魚介類と海藻類を対象に放射能検査を行った結果、一部の魚類からセシウムが検出されたと明らかにした。ただ、検出量は1キログラム当たり0.0927~0.253ベクレルで、2005~2010年の定期調査(年1回)の結果と大きな差がなかったと説明した。
 また、3月26日~4月6日に東・西・南海岸の近海12か所、遠海9か所で採取した表層と水深50メートルの海水からは放射性物質が検出されなかったと明らかにした。
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