【ソウル31日聯合ニュース】統一部は31日、昨年の仁川・延坪島砲撃を機に保留してきた韓国民間団体による北朝鮮弱者層への純粋な人道的支援を、再開することを決めたと明らかにした。
 この方針の一環として同日、ユージンベル財団が申請した耐性結核治療薬約3億3600万ウォン(約2530万円)相当の北朝鮮向け搬出を承認した。
 北朝鮮の乳幼児など弱者層を対象とする韓国民間団体の純粋人道的支援は、昨年3月の北朝鮮の魚雷攻撃による韓国哨戒艦撃沈事件の後も、政府措置の例外として維持されてきた。しかし、11月に延坪島砲撃事件が発生したことで、政府はこれを保留とした。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0