南北はこの日、京畿道・ムン山の都羅山南北出入事務所で専門家会議を行いこのように合意した。また、北朝鮮側は4月初めに再び専門家会議を行うことを提案しており、次の会議は早ければ来月にも開催されるとみられる。
韓国側首席代表のユ・インチャン慶北大学地質学科教授によると、北朝鮮側は白頭山火山活動に対する共同研究の必要性を強調し、専門家間の学術討論会を進め、現地で調査する方式の共同研究案を説明した。これに対し、韓国側は共同研究に先だち、資料交換を通じた事前研究の必要性を強調した。
会議は韓国側の専門家が白頭山の地質的な問題に対し質問する形で行われ、北朝鮮科学者が韓国にない価値ある資料を持っていることを確認したという。
今回の会議は、今月17日に北朝鮮側が白頭山火山の共同研究と現地調査、学術討論会など協力事業を行うため、協議を進めることを提案したことを受け行われた。北朝鮮からは火山研究所のユン・ヨングン副所長ら3人の専門家が参加した。
白頭山の火山活動については、地震専門家らが、白頭山付近の地域で火山ガスの二酸化硫黄が噴出されていると主張。噴火の可能性を指摘している。一部では2014~2015年に噴火するとの主張も出ている。
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