【梁山28日聯合ニュース】口蹄疫(こうていえき)に続き高病原性鳥インフルエンザが発生した慶尚南道梁山市が、鳥インフルエンザの感染拡大防止と早期終息に向け、家禽類の殺処分対象地域を拡大する計画だ。
 梁山市が28日に明らかにしたところによると、鳥インフルエンザが最初に発生した農場と汚染地域(発生農場から半径500メートル以内)に位置する農家4戸の家禽類630羽余りが殺処分された。また、危険地域(発生農家から半径3キロメートル以内)の農家で飼育されている5200羽の鶏とカモの予防的殺処分について、所有者との協議に入った。
 殺処分対象地域の拡大が決まったのは、発生農場から13キロメートル離れた同市上北面に産卵鶏団地があるため。同団地内では農家63戸で鶏150万羽が飼育されており、感染が拡大した場合は大きな被害が予想される。同団地では2004年と2008年に鳥インフルエンザがまん延し、鶏とカモ計300万羽が殺処分され、数百億ウォンの被害が出た。

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