主要参加者による記念撮影=26日、ソウル(聯合ニュース)
主要参加者による記念撮影=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】全国の多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)162世帯が参加する「2011全国多文化化族バドミントン大会」が、聯合ニュースの主催で26日にソウル・KBS88体育館で開催された。
 ことし2回目となった同大会は、スポーツ活動を通じ、多文化家庭に互いに疎通し情を深め社会和合にも寄与しながら、韓国社会の一員としての誇りを持ってもらおうと企画された。ソウルや仁川、大邱など大都市をはじめ、江原道・鉄原、全羅南道・和順、忠清北道・陰城、慶尚北道・義城などから162世帯の家族、大会関係者、ボランティアら総勢500人余りが参加した。
 大会は午前10時に開会式で幕を開け、芸能人バドミントン選手団と多文化化族選手の模範試合が行われた後、競技が始まった。
 聯合ニュースの朴ジョン讃(パク・ジョンチャン)社長は開会のあいさつで、韓国社会に重要な役割を担う多文化人が集まり、友情と和合を誓い、新たな活力を得る機会を設けるため、大会を開催したと紹介した。「すべての人が気軽にスポーツを楽しみながら汗を流せば、互いに親しくなり、共同体の一員として心を一つにできるはずだと考えている」と述べた。
 また、あいさつに立った女性家族部の金教植(キム・ギョシク)次官は「多文化人口は結婚移民者とその子ども30万人余りを含め、約120万人を超えた」と紹介。この大会が、多文化家族の健康はもちろん、一般国民の多文化家族に対する理解と認識を高める契機になるものと期待していると述べた。
 このほか、俳優イ・ギヨン、KBS第2の人気番組「美女たちのおしゃべり」の出演者、エバ、クリスティーナ、アイドルグループのZE:Aらが模範試合に参加しファンと記念撮影に応じるなど、会場を盛り上げた。2008年北京五輪バドミントン男女混合ダブルスの金メダリスト、李孝貞(イ・ヒョジョン)選手によるレッスンも催された。
 競技は男女シングルス、男女混合ダブルスが行われ、各部門4位までの入賞者には液晶テレビ、パソコンなど副賞が贈られた。
 この大会は女性家族部の後援で、全国多文化家族事業支援団が主管した。

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