金総書記が地方企業所視察、正恩氏は同行せず

【ソウル31日聯合ニュース】金正日（キム・ジョンイル）総書記が、2・8ビナロン連合企業所など咸鏡南道の主要企業所3か所を現地指導したと、北朝鮮メディアが30、31日に相次ぎ報じた。
　北朝鮮メディアが金総書記の公開活動を伝えたのは、空軍司令部の公演観覧報道以来、4日ぶり。後継者に決まった三男の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長は随行者リストに含まれていなかった。
　朝鮮中央通信は30日に午後、金総書記が2・8ビナロン連合企業所、竜城機械連合企業所、興南肥料連合企業所を視察したと伝えた。また、31日にはこれら三つの企業所のうち、ビナロン企業所と興南肥料企業所の従業員による芸術公演を観覧したと伝えた。
　今回の視察と公演には、金己男（キム・ギナム）、洪石亨（ホン・ソクヒョン）、太鐘秀（テ・ジョンス）の朝鮮労働党書記や金総書記の実妹、、金敬姫（キム・ギョンヒ）氏らが随行した。