【ソウル30日聯合ニュース】LG電子のFPR(Film-type Patterned Retarder、フィルムパターン偏光眼鏡方式)方式を採用した次世代3D(3次元)テレビが市場から高い評価を受ける中、サムスン電子やソニー、シャープなどが自社が進める方式の普及を目指して「連合」を結成した。
 業界関係者は30日、サムスンとソニー、シャープに加え、パナソニック、長虹、ハイアール(海爾)の6社が自社が導入するなどしているアクティブシャッター方式の3Dテレビのシェア拡大を目指し、協力していくことで合意したと明らかにした。
 サムスンなどの連合はLGが15日に中国で現地のテレビおよびパネルメーカーを招いて開催したFPR方式3Dテレビの新製品発表会を意識しているもうだ。
 このため、サムスン連合は自分たちのアクティブシャッター方式の宣伝に躍起だ。中国の電子技術標準化研究所は同方式の3Dテレビの水平解像度が1080画素でフルハイビジョン(フルHD)クラスに近いと公表する一方で、FPR方式は540画素にすぎないと発表したが、このことを消費者にアピールしている。

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