同船長は29日の午後、救急専用機でソウル搬送されて京畿道・城南のソウル空港に到着。そのまま京畿道・水原にある亜州大学病院に移送され、手術を受けた。
船長は銃撃による骨折や筋肉や筋膜の壊死などが確認されており、腹部や手足などの手術を受けた。
3時間に及ぶ手術を終えた亜州大学病院の救護チームは、船長の容態について、「敗血症の要因を除去したことは一歩前進だが、まだ楽観も悲観もできない状況」とし、命が助かるかどうかについては、「もう少し様子を見る必要がある」と話した。
一方、韓国軍が身柄を拘束したソマリアの海賊が30日、アラブ首長国連邦(UAE)の王室専用機で韓国に移送された。この日、海賊13人のうち銃撃戦で射殺された8人を除く5人は金海国際航空(慶尚南道)に到着。海外で韓国人を襲った海賊が韓国内で裁かれるのは初めてだけに、その行方が注目されている。
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