【ソウル28日聯合ニュース】統計庁が28日に発表した国家資産統計によると、2009年末ベースの個人・企業・政府所有の国家資産は、前年比5.6%多い7385兆ウォン(約529兆円)を記録した。1999年末の3222兆ウォンから10年間で2.3倍に増えた。
 資産形態別の構成比をみると、土地(46.9%)と有形固定資産(42.8%)が89.7%で大半を占めた。次いで、在庫資産(6.1%)、耐久消費財(2.6%)、地下資産(0.6%)、無形固定資産(0.6%)、立木資産(0.3%)などと続く。
 不動産資産は前年比266兆ウォン増の5162兆ウォン(土地3465兆ウォン、建物1697兆ウォン)で、国家資産全体の7割を占めた。2008年に比べ土地資産は200兆ウォン、有形固定資産は147兆ウォン増加し、昨年の国家資産増加額の88.3%を占めた。
 所有主別では個人が44.1%(3254兆ウォン)と最多を占め、非金融法人(36.0%)、政府(18.5%)、金融法人(1.5%)などと続いた。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0