【ソウル21日聯合ニュース】統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官は21日、北朝鮮の本質的な態度変化に向けた政策一貫性を維持するとの考えを示した。
国会外交通商統一委員会への報告資料で述べたもの。北朝鮮の攻撃による韓国海軍哨戒艦沈没事件を受け5月24日に発表した対北朝鮮制裁措置を引き続き進め、北朝鮮に同事件と先月23日の延坪島砲撃に対する責任ある対応を促していると説明した。
 韓国軍の延坪島海上射撃訓練を機に南北間の緊張が高まったことと関連しては、開城工業団地と金剛山観光地区に滞在する韓国国民の安全を最優先に考えていると述べた。両地域に対する訪朝制限を継続し、現地とは緊密な連絡体系を維持していると強調した。現在のところ、北朝鮮に滞在する国民の安全に関する特異動向はないと伝えた。

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