高陽市で行われている車両の消毒作業=20日、高陽(聯合ニュース)
高陽市で行われている車両の消毒作業=20日、高陽(聯合ニュース)
【ソウル20日聯合ニュース】京畿道・高陽でも口蹄疫(こうていえき)感染が確認された。農林水産食品部は20日、高陽市一山東区の韓牛(韓国在来種のウシ)農家1戸で口蹄疫感染の疑いがあり、精密検査した結果、陽性判定が出たと明らかにした。この農家では韓牛53頭を飼育している。
 これで口蹄疫発生は首都圏だけで京畿道楊州市、漣川郡、坡州市、高陽市の4地域に広がった。特に高陽市はソウルに最も近く、ウイルスの遮断に失敗すれば、人口密度が高く人口移動の多いソウルなど首都圏地域を介し、口蹄疫が全国に広がる可能性は排除できなくなる。
 防疫当局は感染農家の韓牛を全頭処分したほか、半径500メートル以内の家畜も予防措置として処分するなど、防疫に全力を尽くしている。

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