【ソウル20日聯合ニュース】在韓米軍のシャープ司令官(韓米連合司令官兼任)とスティーブンス駐韓米国大使が18日に青瓦台(大統領府)で黄海・延坪島での射撃訓練について韓国側と議論していたことが20日、わかった。
 両氏は千英宇(チョン・ヨンウ)大統領外交安保首席秘書官ら外交安保関係者らと会合し、米軍の偵察・監視情報に言及。韓国軍が射撃訓練を実施すれば、北朝鮮が再び挑発に踏み切る可能性が高いとの意見を示した。これに対し青瓦台側は、射撃訓練は予定通りに実施するとの立場を明示したと伝えられた。両氏は李明博(イ・ミョンバク)大統領とは面談しなかったという。
 青瓦台高官は「米国側は韓国の計画を支持し、何があっても韓国とともにするとの意思を伝えてきた。一部メディアの報道のように、射撃訓練の見直しを間接的に伝えた事実はない」と述べた。

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