【ワシントン16日聯合ニュース】韓国軍が実施予定の仁川・延坪島一帯での海上射撃訓練に対し、米国が支持する姿勢を示した。
 韓国軍は、北朝鮮による砲撃を受け中止していた延坪島一帯での海上射撃訓練を、18~21日のうち1日を選び実施する計画だ。
 米国務省のクローリー次官補(広報担当)は16日の定例会見で、射撃訓練に関する質問を受け、「韓国は自衛のための適切な措置を取る資格がある」と述べ、北朝鮮のさらなる挑発に備えることは全面的に正当な措置だと評価した。「北朝鮮はこれを挑発と見なしてはならない」と強調した。
 すべての主権国は自国の軍隊を訓練し、適切な防御措置を取る基本的権利があるとし、「北朝鮮が韓国の(訓練)発表に対応するなら、非常に賢明でないことになるだろう」と警告した。
 また、米国も今回の訓練計画を十分に伝え聞いたとしながら、「われわれは常に同盟国として韓国を支持し、韓国の防御を約束してきた」と述べた。こうした訓練は通常の訓練であり、挑発的、異例的、威嚇的な要素はないとし、北朝鮮も韓国の計画に関する通知を受けたと伝えた。

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