ソン・ミョンスン准将=16日、ソウル(聯合ニュース)
ソン・ミョンスン准将=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】国防部は16日、中将以下111人の将官級進級人事を断行。ソン・ミョンスン大領(大佐)が准将に昇進し、女性軍戦闘兵科で初めての将官が誕生した。
 看護兵科はこれまでにも将官を輩出しているが、戦闘兵科では軍創設以来、初めてとなる。現在女性軍は6347人が勤務している。
 ソン准将は「女性軍組織に寄与した人々が多いなかわたしが選ばれた理由は、個人的な力ではなく組織の潜在的な力が評価された結果だと考えている」と心境を語った。

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 また今回の人事では、1分野に集中してきた専門家や野戦部隊経験の多い人物が大挙進級した。国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官は先ごろ記者懇談会で「人事は能力中心に行う」と述べ、能力とは軍の専門性、野戦を中心とした軍事的専門性を意味すると強調しており、そうした方針が強く反映された人事と評価される。
 また、軍の奨学生として学費支援を受け大学を卒業し、将校(少尉)として任官する制度「学士将校」を利用したチョン・ヒョンソク大領も将官に任命された。特技や出身を配慮した人事と受け止められる。学士将校は優秀人材の安定的確保のため導入された制度だが、学士将校出身の将官が誕生したのもこれが初めてだ。

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