【ソウル10日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領に随行しマレーシアを訪問している知識経済部の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)長官は10日、同国のピーター・チン・エネルギー・環境技術・水相と会談し、両国間の経済懸案について協議した。同部が明らかにした。
 両長官は、パーム油を活用したバイオ燃料分野での協力拡大の必要性に共感し、グリーン技術ビジネスフォーラムを開催することで合意した。
 崔長官は、韓国の原子力発電関連の制度や人材の育成など、過去30年間で培ってきた原発分野の経験をマレーシアに伝授する考えを伝えた。これにチン氏は、原発専門家育成分野での協力を求めた。両国は原発人材育成プログラムに関する実務協議を早期に開催する予定だ。
 マレーシアは2012年までに初の原子力発電施設を建設し運営に入ることを目標に、事業を進めている。
 一方、崔長官は、2015年に終了予定の液化天然ガス(LNG)長期導入契約を延長することをマレーシア側に要請した。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0