来年の就業者数は26万人増加し、ことしの増加幅(33万人)を下回ると予想した。
民間消費成長率はことしの4.2%から来年は4.1%に、輸出増加率は16.1%から9.6%に、それぞれ落ち込むと見通した。設備投資増加率は24.3%から6.5%に下落するが、建設投資は1.4%を記録し、ことしのマイナス1.5%からプラスに転じると予測した。
経常収支黒字は180億ドル(約1兆5071億円)で、ことしの290億ドルより110億ドル減少するとの見通しを示した。
消費者物価上昇率は3.5%と、ことしの2.9%より上昇し、2008年(4.7%)以来の高水準を記録するとした。
一方、ことしの年間成長率は6.1%と予想した。成長率が見通し通りになれば、2007年(7.2%)以来、8年ぶりの高水準となる。
韓国銀行関係者は、来年の経済成長率見通しは、2000年から世界金融危機直前の2007年までの成長率の平均水準だと説明した。ことしは輸出好調や前年の反動で成長率が高かったが、来年は正常に戻るとの見方を示した。
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