【ソウル9日聯合ニュース】国民健康保険公団と健康保険審査評価院が9日に共同発刊した「2009年健康保険統計年報」によると、昨年における国民1人当たりの医療機関利用日数は平均18日だった。入院が1.9日、外来が16日と集計された。
 特に、65歳以上の人口が増え、高齢者の診療費が毎年増加している。健康保険加入者全体の9.9%(482万6000人)を占める高齢者は、診療費全体の31.6%に該当する12兆4236億ウォン(約8800億円)を使用した。健康保険支出に高齢者診療費が占める割合は、2002年の19.3%から2005年が24.4%、2009年が31.6%と拡大を続けている。
 一方、高齢化や食習慣の欧米化で、慢性疾患にさらされる危険が持続的に高まっていることがわかった。人口10万人当たりの診療患者数は高血圧が1万29人で最も高く、糖尿病3907人、心臓疾患2033人、甲状腺障害1879人、脳血管疾患1439人の順だった。

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