韓国日産「来年5000台目標」、市場攻略強化

【ソウル8日聯合ニュース】韓国日産は8日、来年度販売目標をことしより43%増の5000台に掲げるなど、韓国市場攻略を強化すると明らかにした。
　同社はことしの販売実績が前年より75%増の3500台と見込んでいる。特に主力モデルの「ニュー・アルティマ」の販売台数が前年より340%増の約2600台を記録すると予想した。
　来年は、日本で100万台以上が売れた小型ワゴン「キューブ」が韓国で発売され、ブランド強化はもちろん、市場拡大をけん引できると見通した。あわせて、現在首都圏と釜山に集中されているディーラーネットワークを大田や大邱、光州などに拡大する一方、全国10か所に展示場を開設し、消費者サービスを強化する計画だ。また、来年4月に開かれるソウルモーターショーでは初めて単独ブースを運営する。
　日産自動車の日本国外向けブランド「インフィニティ」も、来年韓国での販売目標を4000台に設定した。ことしの販売台数は前年より21%増の3100台と見込んでおり、このうち戦略モデルの「オールニューインフィニティM」が1350台以上販売されると予想した。
　インフィニティは来年1月に2．5リットル、V6エンジンと7速自動変速機を採用したセダン「G25」を韓国で発売する計画だ。