【ソウル8日聯合ニュース】サムスングループは8日、490人規模の副社長級以下役員昇進人事を各系列企業で断行した。
 サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の二女、李叙顕(イ・ソヒョン)第一毛織・第一企画専務が副社長に昇進するなど、30人が新たに副社長となった。
 サムスングループは先の社長団人事で、長男の李在鎔(イ・ジェヨン)氏をサムスン電子社長に、長女の李富真(イ・ブジン)氏をホテル新羅・エバーランド社長に昇進した。李健熙会長の3人の子どもがそろって昇進したことになる。

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 李叙顕氏の夫で、昨年1月の人事で第一毛織専務に昇進した金載烈(キム・ジェヨル)氏も、同社副社長に昇進した。
 今回の人事では、30代の若手役員や女性、外国人が多く役員に昇進した。サムスンは、今回の大規模人事について「専務以上の上級役員は過去最多の172人を昇進させた。今後、サムスンの経営をリードするCEO(最高経営責任者)群の層を厚くし、事業別の責任経営を加速する」と説明した。また、日々し烈になる技術競争のなか、市場をリードできる差別化された技術力を確保するため、研究・開発(R&D)分野から100人を新たに役員に昇進させたと伝えた。

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