ICCのモレノオカンポ主任検察官(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
ICCのモレノオカンポ主任検察官(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
【ニューヨーク7日聯合ニュース】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のモレノオカンポ主任検察官は7日に米ニューヨークの国連本部で会見し、北朝鮮による韓国・砲撃事件などをめぐる予備調査を始めたことについて、「韓国政府からの正式な嘆願ではなく、韓国の市民や学生から嘆願を受け着手した」と明らかにした。
 ICCは6日、韓国領土で北朝鮮・朝鮮人民軍が戦争犯罪行為を犯した疑いがあるとの申し立てを受け、予備調査に着手したと発表した。
 オカンポ検察官は、現在は資料の確保を進めており、公式の捜査に入るかどうかを決定するための予備調査の段階にあると説明した。韓国はICC設置を定めたローマ条約に署名、批准した当事国のため、韓国の領土で何が起きたのか、またそれが戦争犯罪に当たるのか、この事件が韓国領土で起きたものなのかなどについて調査しなければならないと述べた。

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