閣議を主宰する李大統領(左から3人目)=7日、ソウル(聯合ニュース)
閣議を主宰する李大統領(左から3人目)=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル7日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は7日の閣議で、延坪島など黄海5島に対する北朝鮮の挑発防止策と関連し、「軍事要塞(ようさい)化を段階的に推進するとともに、住民が引き続き居住できるよう、雇用などの基盤づくりにも官庁が協力してほしい」と話した。金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 3日に妥結した韓米自由貿易協定(FTA)追加交渉に対し、野党側が「国益を大幅に譲った」と批判していることについては、今回の結果だけでなく、全体的に評価すべきだと指摘した。韓国は昨年の国内総生産(GDP)ベースで貿易依存度が82.4%と高く、輸出ができなくなれば非常に厳しくなると説明。韓国の生きる道は輸出であり、輸出はFTAを介するのが最善だと強調した。

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