【ソウル1日聯合ニュース】北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃事件で緊張が高まっている南北関係と関連し、李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、「中国の肯定的な役割を期待している」と明らかにした。
 外交安保諮問団との懇談会で述べたもの。南北関係では中国が重要な変化要因だとの認識を示したと、懇談会に出席した諮問員らが伝えた。
 李大統領はまた、胡錦濤国家主席や温家宝首相ら指導部との信頼関係構築を強調し、中国とのネットワークを強化していくべきだとする立場を示したという。
 ある出席者は「延坪島事件に、李大統領は非常に柔軟に対応している印象を受けた」と伝えた。北朝鮮には強硬一辺倒ではなく、3代世襲に関する状況管理や経済状況などを踏まえたうえで、さまざまな方向からアプローチしているようだと説明した。

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